珈琲を語ろう
行列のできる珈琲店をめざして
プロフィール

kaze777

  • マイスター:kaze777
  • 珈琲焙煎を趣味に加えて約40年。今までの経験と、これからの試行錯誤を綴ります。

リンク

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

<<珈琲生豆の基礎知識 | BLOG TOP | 焙煎機製作レポート>>
焙煎道具の選び方
まずは「鍋」について。私は「フライパン」をお勧めします。

アルミ製のテフロン加工が使いやすい。
量販店で1,000円前後からかな。
焙煎が進んできますと、豆がはぜて量が増えますので、こぼしてしまわないように、やや深めのフライパンか中華鍋がよろしいです。

銅や鋳鉄製の重いのは使わないでください。運動具じゃないんですから。

最近チタン製の鍋も出回っていますが、焙煎には向いていません。
チタン鍋は薄くて熱の伝導が良すぎるので直火と同じになってしまい豆が焦げてしまいます。

一般的な鉄製のフライパンや中華鍋は珈琲のアク(タンニン)が鉄と化合し、「鉄漿」(おはぐろ)を作ってしまうので、やはり焙煎には向きません。
「闇夜のように真っ黒な珈琲」…になってしまいます。

油性ペンなどで大きく「珈琲焙煎専用」と書いてください。
ピーマンやトンガラシ・味噌・醤油の匂いをフライパンに付けないこと。


つぎに「へら」。焙煎中と冷却の攪拌に使います。

フライパンを揺するだけでは、攪拌はできません。へらでかき回すんです。
テフロン加工のフライパンを使うので金属製のへらは避けましょう。
プラスチック製で使いやすいものが出回っておりますが、一般的な煮炊きと違い、鍋も豆も高温になりますので向いていません。

塗装の無い「おしゃもじ」「竹のへら」をお勧めします。
ながいこと、おおぶりの「おしゃもじ」を使っておりましたが、最近は100円ショップの竹製のしゃもじを愛用しております。


「フルイ」はピッキング、焙煎後の冷却、チャフの除去に使います。

ピックと冷却に使いますので、熱に強く静電気を持たないステンレス製のフルイをお勧めします。
網目は細かいと洗えません。5mmくらいの網目がゴミも落ちますし使いやすいです。
適当な凸凹がありますので、生豆のピック中にチャフがはがれていくのがわかります。

ピック(ハンドピッキング)とは、美味しく楽しむために香味を損なうクズ豆、ゴミ、焼きそこないの豆を取り去ることです。
ハンドピッキングについては、後日詳しく述べるつもりです。

焙煎後の冷却は急いだほうが美味しい珈琲ができます。
焼きあがったばかりの珈琲豆は230℃くらいの温度を持っています。
香り成分は揮発性ですので、ゆっくり冷ますと飛んでいってしまうんです。


「扇風機」は焙煎後の冷却、チャフの除去に使います。

チャフは珈琲豆の薄皮です。渋いので可能なかぎり取り除くべきです。
フルイの中の熱い豆に扇風機で風を送り、へらで攪拌すると冷却とチャフの除去は同時進行します。

私が手網焙煎をおすすめしない理由のひとつがチャフなのです。
手網はチャフが燃えて無くなってしまうわけではありません。燃えカスが豆にへばりついて、どうやっても落ちません。
洗うわけにはいかないので味を損なってしまいます。


「手袋」「ピンセット」「手拭い」

言うまでもなく、珈琲豆は「食品」です。珈琲生豆は「食品材料」です。
自家焙煎は時間と手間をかけて香味を楽しむものだと思っております。
より美味しく味わうのであらば、衛生も気を使うべきではないでしょうか。
ハンドピックは、素手ではなく「ビニール手袋」と「ピンセット」くらいは使いましょう。
髪も手拭いでいいからまとめて欲しい。食品の異物混入は毛髪が多いのです。

テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

この記事に対するコメント

kazeさん。はじめまして。
私は昨夜、はじめて中華鍋でフライパン焙煎にチャレンジしました。
初体験だけあって予備知識もあまり無く、ハンドピッキング無し。焙煎中も豆がこぼれるこぼれる・・・
大変でした。
本日、kazeさんの日記を発見して、思わず返信してしまいました。ハンドピッキングって重要なんですね。
今日、アルミ製のテフロン鍋買ってこようと思ってます。
今後もkazeさんのサイトに寄らせていただきます。
では。
【2005/10/30 07:57】 URL | rototo [編集]


やっぱり、大変そうですねえ。通信販売開始を待つことにしよう……
【2005/10/30 11:50】 URL | みょうが [編集]


こんにちは、ロデムと申します、はじめして。
フレーバーコーヒーさんの掲示板でおみかけして飛んできました。
私も珈琲の自家焙煎しています。
色々試行錯誤しながら、手廻し焙煎機で週一くらいのペースでやっています。
kazeさんも本当に珈琲お好きそうですね、伝わってきます。

写真のコーナーや、奥様の日記の方も拝見させて頂きましたが、
とても仲良さそうで微笑ましいですね。

また、寄らせてもらいますね。

あっ、あと、フッ素やテフロン加工のフライパンは風通しの良い屋外などで一度カラ焼きして飛ばしおいた方が良いですよ。とても危険なガスが発生しますので、ご注意くださいね。300℃くらいに熱すると発生するのですが、焙煎中の鍋は空焚きに近い状態なので、鍋の温度自体は容易に300℃以上に上がってしまいます。

それでは。
【2005/10/30 16:15】 URL | ロデム [編集]


◆ロデムさん、こんにちわ。
あなたも「焙煎沼」はまっちゃいましたね。
私もながいことやってますから、なんやかんや聞いておりまする。お互いに情報交換して楽しくやりましょう。

Ps:カラ焼き、あんがとさん。
アクリルorポリベースの赤外線式の焼付けでしょ。80℃3時間とかかな。300℃で使えばアセトアルデヒトとかは出るでしょうね。
近々図解つけて、フライパン焙煎を解説記事を予定しております。そこで注意しときます。
【2005/10/30 22:37】 URL | kaze777 [編集]


◆rototo さん、はじめまして。
珈琲は嗜好品ゆえに底なし沼でして。。。
仮説たらなんたら、キリがないのです。
当ブログに来られるお客様がおかしな方向に歩まないように誘導していけたらと、思っています。
【2005/10/30 22:51】 URL | kaze777 [編集]


◆みょうがさん、こんばんわ。
通販おまたせして。申し訳ないです。
先日パッケージの見本市に出向きました。
いいものめっけまして。^−^
近日中に購入しまあす。ごめんねえ。mo-om
【2005/10/30 23:08】 URL | kaze777 [編集]


すごいですね!私は珈琲好きですが、焙煎まではしません。ペーパードリップではなく、ネルに挑戦してみようかなあ、と最近考えているレベルです。また来ます。
【2005/10/31 00:53】 URL | fumin [編集]

◆fuminさん。おはようさん。
ネルドリップは、修練が必要ですが、ちゃんとできるようになれば、より一層珈琲が楽しめます。
ネルにはまったら。次のコースは焙煎沼でございます。
【2005/10/31 04:13】 URL | kaze777 [編集]

おはようございます。
ステンレス製のフルイ。
当たり前といえば当たり前ですが、何でも安く上げようと言うのは、いけませんね。(汗)
やっぱり参考になります。
徐々にではありますが、道具達の質も上げて良いのかなぁと財布と相談中。
直火、半熱風、熱風等々、色々工学的・食品の化学変化的な議論があるのでしょうけども、自宅の鉄鍋に目がいく今日のこの頃です。(現状・手網にて)
また遊びに来ます♪
【2005/11/03 08:31】 URL | KEI [編集]

◆KEI さん、おばんで〜す。
なにを買うにも珈琲関係は高いようです。
高級品の時代が長かったからでしょうね。
いろいろルート持っておりますので、なんなりとご相談ください。
ステンのパンチングメタルでも製造工場から仕入れれば、安いはず。ただカットはこちらもちですが。
【2005/11/04 01:43】 URL | kaze777 [編集]

テフロン加工調理器具について
テフロンのフライパンについては、こちらが参考になると思います。
食品安全情報blogの「テフロン加工調理器具についてのQ&Aセレクション」という記事です。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20051125#p3
【2005/11/26 01:48】 URL | kuu [編集]


この記事に対するコメントの投稿














文字装飾:




この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kaze777.blog3.fc2.com/tb.php/6-9b4ea87d